【選び方】アシックス/asicsのランニングシューズ

アシックス（ASICS）のランニングシューズを紹介します

1974年にロンドンで設立された、世界最大のブランディング専門会社インターブランドは、ブランド価値の評価を行っており、2009年から毎年「Japan’s Best Global Brands」を発表しています。
「Japan’s Best Global Brands」は、グローバルに展開している日本発のブランドについてのランキングです。
2019年度のランキングでアシックスは31位にランクインしていました。
ちなみに32位は味の素でした。
味の素よりもブランド価値が評価されており、アシックスのブランドはグローバルに認められていることを改めて感じします。
そんなアシックスのランニングシューズを紹介します。

アシックスのランニングシューズの種類

ランニング速度はピッチ（１分間当たりの歩数）ｘストライド（一歩で進む距離）で決まります。
アシックスのシューズには、大きくわけてセパレートソールとフラットソールの２種類のシューズがあります。

セパレートソール: 蹴りだしの力を高める反発性の優れている

フラットソール: 足裏全体での感覚が得られやすく、安定性に優れている

フラットソール

足の回転ピッチで走るのに適しています。
フラットソールの例としてGELFEATHER GLIDE 4を紹介します。

GELFEATHER GLIDE 4

フルマラソンの目標タイムが4時間前後、1kmあたり5分半から6分の方に適しています。

GELFEATHER GLIDE 4は中足部の接地面積を広く設計し、安定性を高めたフラットソールを採用しています。長時間の走行でも土踏まず部の低下を防ぐアーチサステインを採用しています。

GELFEATHER GLIDE 4-WIDE

セパレートソール

足のバネを使って走る方に適しています。
セパレートソールの例としてソーティマジックLTを紹介します。

ソーティマジックLT

フルマラソンの目標タイムが2時間前後、1kmあたり3分から4分の方に適しています。

ソーティシリーズは、アシックスのスピードランナー向けのシューズの中心に位置づけられています。とにかく速く走るためのシューズです。
ソーティには「集団から抜け出す」という意味があり、約 30 年の歴史を持ちます。
アシックスいわく、自動車で言えばF1、トラック競技で言うスパイクシューズのような存在が「ソーティマジック」だそうです。
ソーティマジックLTは、ソーティマジックシリーズの中で、より軽量性を重視するランナーは向けのシューズです。

SORTIEMAGIC LT

「ソーティマジック」最大の特徴となるのが、ソールが前足部・中足部・踵部でセパレートになっている点です。
前足部にグリップ性の高い素材を使用、中足部には「トラスティック」といわれる樹脂を入れるなど各ポイントにマッチした素材を組み合わせることで、ランナーのパフォーマンスを引き出す工夫が施されています。

なお、ソーティマジックシリーズにはソーティマジックRPがあります。
RPの名はリパルジョン（repulsion＝反発力）からきており、ソーティの集団から抜け出すという意味と合わせて、スピードの速い攻撃的な走りをイメージしています。

サイズ

「-WIDE」とついているものは通常穿いている靴のサイズに近いと思います。
「-WIDE」とついていないものは、少し幅が狭く感じます。
例えば、GELFEATHER GLIDE 4-WIDEは25.5でちょうど良いサイズでしたが、
ソーティマジックＬＴは26.0でちょうど良いサイズでした。

まとめ

アシックスのシューズには、大きくわけてセパレートソールとフラットソールの２種類のシューズがあります。
セパレートソールは足の回転ピッチで走るのに適しています。
フラットソールは足のバネを使って走る方に適しています。
穿き比べてみるのも面白いと思います。
また、シューズには目標タイム毎に分類されています。
自分の目標タイムに合わせて、また、練習用やレース用など用途を考えてシューズを選びましょう。